アサヒ飲料向けの健康管理アプリを4月から導入/FiNC Technologies

2021年4月21日

アサヒ飲料向けの健康管理アプリを4月から導入/FiNC Technologies

デジタルで健康促進に取り組む『ウェルネス デジタライゼーション』を提案

 スマートフォン向けヘルスケアプラットフォームアプリ「FiNC」を運営しているFiNC Technologies(東京都千代田区)は、アサヒ飲料(東京都墨田区)向けの従業員の心身の健康を目指す「健康チャレンジアプリ」(FiNC for BUSINESSアプリをカスタマイズ)を開発し、4月から本格導入をしている。

 同アプリは、FiNC Technologiesが開発した法人向けの健康管理アプリ「FiNC for BUSINESS」をアサヒ飲料向けにカスタマイズしており、従業員がアプリを使い日々の歩数、体重などを記録することで会社全体だけでなく、各事業所別に統計を確認することができる。また、コロナ禍で必須となりつつある体温記録などの項目も追加されており、より現代社会に適応したアプリとなっている。アプリのアイコンも企業の独自デザインにカスタマイズでき、専用の掲示板コミュニティ機能、社内用サイトへのリンクなども追加されている。

 アサヒ飲料では、これまで健康経営を推進する中で、さまざまな課題が浮き彫りになっており、同アプリを導入することで、すべての健康活動の入り口をひとつのアプリに集約し、時と場所を選ばないかたちでの新しい健康活動へのシフトを目指していく方針だ。

 特に今回のアサヒ飲料のアプリでは「Walk for a Smile」といったアサヒ飲料独自のサービスにも活用されている。この「Walk for a Smile」は、従業員が歩いた歩数分に応じた飲料を提供し健康増進への貢献に寄与していく取り組みになっている。

法人事業本部本部長 長田直記氏

 FiNC Technologiesはこれまで個人向けの健康管理アプリ「FiNC」のサービスを中心に、BtoB向けの「FiNC@WORK」や美と健康の商品に特化したオンラインウェルネスセレクトショップ「FiNC MALL」などヘルスケアに関するIT事業を多角的に展開している。「FiNC」アプリは1000万ダウンロードを更新。現在もダウンロード数は伸びている。

 法人事業本部本部長の長田直記氏は、「産業保健と健康経営領域のデジタル化を推進し、デジタルで健康促進に取り組む『ウェルネス デジタライゼーション』を掲げ、デジタル化によって業務負荷を削減し従業員が生き生きと働けるようにFiNC for BUSINESSでサポートしていきたい」と語る。

FiNC for BUSINESSは、ファイザーでのデジタル・ウェルネス・パイロットプログラムにも活用されており、同社では今後もBtoB向けの取り組みを強化していく。


<株式会社FiNC Technologies>

会社HP:https://company.finc.com/

FiNC for BUSINESS : http://company.finc.com/business/


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