エゾウコギ素材に「脂肪分解」「エネルギー産生」のユニークな機能性/備前化成

2021年9月9日

備前化成(岡山県赤磐市☎086-995-3311)は、「脂肪分解」と「エネルギー産生」のユニークな機能性が確認されているエゾウコギ(シベリアニンジン)100%抽出エキス「UKOGIN(ウコギン)Ⓡ」の供給ならびにOEMを行っている。

エゾウコギは中国北部などに分布する夏緑広葉樹で、世界4大ニンジンのひとつであるシベリアニンジンとも呼ばれる。抗ストレスや抗疲労などの効果が期待され、これまでに世界中で多数の健康食品に活用されてきた。

同社では、UKOGINを用いた多数の独自エビデンスデータを蓄積。立命館大学スポーツ健康科学部との共同研究では、UKOGINが脂肪細胞の分化・肥大化に係る因子「PPARγ」の発現量を低下させ、脂肪細胞を小型化することを明らかにした。

また、「代謝マスタースイッチ」と呼ばれるエネルギー産生に係る重要な酵素AMPKを活性化させる働きを持つことも確認されている。活性化したAMPKはアセチルCoAカルボキシラーゼを不活性化し、脂肪酸合成経路をブロック。体を「エネルギー産生」の方向へ向かわせる。

このようにUKOGINは「脂肪合成抑制」と「エネルギー産生」の2つのスイッチをONにできるユニークな機能を持ち、他のエゾウコギ素材と差別化できる点が大きな特徴である。

200mgのUKOGINを4週間摂取させたヒト試験においても脂肪分解能を促進する可能性が示唆されており、現在は新たな機能性に関する研究が進行中だ。

規格は、エゾウコギの有効成分・エレウテロシド(B+E)1.0%以上。錠剤、顆粒剤、飲料などへ幅広く活用できる。

「自然素材の力をカタチにするパイオニア」として、顧客の要望に合わせたOEM提案も積極的に行っている。

備前化成のwebページは → https://www.bizen-c.co.jp/

関連記事