大王製紙:「エリエール」マスクがJIS規格適合

2021年9月21日

衛生用品技術を生かした 飛沫感染プロジェクト連携マスク

大王製紙の「エリエール ハイパーブロックマスク」「エリエールサージカルマスク」は、このほど「JIS T9001」の適合を受け、順次パッケージを変更し、販売を開始する。

JIS規格適合の「ハイパーブロックマスク」シリーズ

 同社は昨年4月に、日本国内におけるマスク不足の状況を踏まえ、最新鋭の生産設備を国内に導入。感染対策のために大量のマスクを必要としている医療機関や福祉施設向けに供給を開始し、生産設備を増強しながら一般消費者に向けた販売も拡大している。

 さらに「エリエール ハイパーブロックマスク」シリーズは、スーパーコンピュータ「富岳」による“ウイルス対策飛沫感染プロジェクト”の連携機関として協力しており、〝感染症対策と共にあるマスク〟だ。

 「エリエール ハイパーブロックマスク」シリーズは、〝ハイパーブロック〟の名にあるように、超極細高機能フィルター採用し、ウイルス飛沫や花粉の侵入をしっかりブロックする。さらに立体プリーツ構造で、口元に空間ができやすく息苦しさを軽減している。

 ホーム&パーソナルケア部門の吉住卓勇課長は「当社のマスクは、大王製紙グループの国内衛生用品工場で生産されており、おむつや生理用品の製造で培った生産技術と品質管理のノウハウを活用し、安全・安心な製品を提供しています」と語る。

 例えば、紙おむつの技術を活かした伸縮性のある幅広のやわらかい素材を採用した「やわらかフィット耳掛け」は、長時間の装用でも快適性を保つなど、同社ならではのノウハウが注ぎ込まれている。

 同社は、マスクを通じた感染対策に貢献するべく「つけ方次第で効果が上がる!マスクのより良いつけ方」の動画を制作。今後もマスクの正しい装着方法を発信し、感染予防と感染拡大防止を啓発していく。