複数部位へ抗肥満訴求の機能性表示食品の届出受理/天真堂

2021年5月7日

複数部位へ抗肥満訴求の機能性表示食品の届出受理

今後は健康食品、海外展開にも注力


 薬用化粧品、機能性表示食品のOEM受託製造メーカーである天真堂(東京都江東区)は、機能性表示食品「ファットサプレス」の届け出が受理されたことを発表した。

 同品は、アフリカマンゴノキエキスに含まれるエラグ酸を機能性関与成分としており、「肥満気味の方(BMI25以上30未満)の体脂肪や血中中性脂肪を低下させ、体重、ウェストサイズ、および内臓脂肪の減少をサポートする機能が報告されています」の文言で機能性表示食品として受理された。

 臨床試験は日本人を対象に実施。一日当たりの摂取目安量は、2粒(440mg)で1袋60粒。エラグ酸の持つ豊富な機能により複数部位へアプローチした抗肥満訴求の製品となっており、新型コロナで話題になっているコロナ太りへの提案としても最適だ。

 同社では、今後OEM商品として希望する企業に処方を提供し、オリジナルパッケージでの受理に向けた届け出サポートも行っていく。また、現在は医薬部外品事業や化粧品事業のOEM事業が中心だが、今後は機能性表示食品や独自原料である「ファジオ(加熱発酵にんにく粉末)」などを使用した健康食品事業や、海外進出支援にも力を入れていく方針だ。

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