NMN、CoQ10、5-ALAの3素材を提案/CBD

2021年9月22日

ミトコンドリアに関与する3素材を提案強化


CBD(横浜市中区)では、NMN、CoQ10、5-ALAの3素材を、ミトコンドリアをサポートする「ミトコントリプルパワー(3P)」と銘打ち、原料供給とOEMを行っている。

 同3素材は、加齢やストレスなどに係わる体内のミトコンドリアのエネルギー代謝のバトンタッチ(NMN→CoQ10→5-ALA)に重要な成分。「トリプルパワー」として組み合わせることで、リカバリー力を補い、健康維持やアンチエイジングに期待できる。

配合されている3素材は、それぞれ個々の原料供給のみならず、OEMの相談も可能だ。

 天然で合成されるアミノ酸の5-ALA(5-アミノレブリン酸リン酸塩)は、国内工場で製造。あらゆる生命体の細胞(ミトコンドリア)の中で生成され、生命活動に必要なエネルギー(ATP)の産出や呼吸鎖電子伝達系に係わっている「ヘム」の素となる役割があり、今年2月には長崎大にてin vitroによる機能性の研究で新型コロナウイルスの感染抑制が示唆され鵜など注目を集めている。

 CoQ10は、ATPを産生するために必要な補酵素で、抗酸化作用によりATP産生時に発生する活性酸素から細胞を保護する働きが確認されており、同社では、国内製造品と中国製のどちらも供給している。

 NMNは、体内で吸収されると補酵素であるNAD+に変換される。同社では、酵素反応によって生成した中間体の原料を国内で加工した国内製造の原料を提供することができる。

 NMNはかさ比重が低く打錠にしにくい特徴があるが、同社ではNMN99%品のほか、「NMN-80」(NMN80%品)の打錠用も供給を開始。小ロットでの対応も相談可能だ。

非大麻由来CBDも提案、食品開発展に出展

 また、同社では、国内製造の非大麻由来で天然型合成CBDの食品用・化粧品用の原料(粉末98%品、オイル1~5%品)もラインアップ。抗ストレス作用、リラックス作用、睡眠障害の改善などが期待され、近年、NMNと同じく注目されて引き合いが増えているという。

 同社は、10月6~8日まで開催される食品開発展に出展を予定している。

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