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はなびらたけで機能性表示受理/インタートレードヘルスケア
中高年期の女性の一時的な疲労感を軽減で
インタートレードヘルスケア(東京都中央区、☎03・4540・3140)は3月、「はなびらたけ由来トレハロース」を関与成分としたサプリメントが機能性表示食品として届出受理されたことを明らかにした。同品は最終製品としては初の機能性表示食品として「中高年期の健常な女性の日常生活における一時的な疲労感を軽減」という表示で、しかもキノコ由来であることから業界から注目を集めている。今回、同社の内藤敏裕社長に話を聞いた。
――機能性表示食品の届出受理おめでとうございます。今回女性向けの表示に着目したのはいつ頃からですか。
内藤 弊社は2012年に親会社である「インタートレード」の新たなビジネス領域を開拓する目的で設立され、ヘルスケア事業を開始、当時まだあまり知られていない機能性キノコであるハナビラタケに注目しました。当時、日本でも機能性表示食品制度が検討され始めており、企業責任で効果を表示できる制度であることから、弊社ではエビデンスの重要性を認識、多くの大学等の研究機関と共同研究を行い、細胞増殖活性の無いエストロゲンと同じような作用があることが判明、これを突き詰めようと2019年よりヒト試験を開始しました。ヒト試験結果は共同研究先に論文等としてまとめて頂き、開始から受理までは6年ほどかかりました。
――届出受理までに一番難航した点は 内藤 原料が「キノコ」であるということが一番だと思います。キノコはβグルカン含め、多くの効果のある成分が含まれてますが、中高年女性の疲れやすさ等への効果を示す成分を発見することが難しく苦労しました。一方で弊社のハナビラタケはヒト臨床試験から安全性試験、各種エビデンスもすべて自社で行っていることで、差し戻しに対しても適したデータ提供をすることができるという点は強みだと思います。
――原料販売もやっていらっしゃるとお聞きしました。
内藤 弊社は山梨県の身延町に自社工場を設立し、ハナビラタケの安定栽培を行っています。今後、ハナビラタケの認知度が拡大したら原料販売をメインでやっていきたいと思っています。弊社は“ITはなびらたけ(同社登録商標)”のマークを持っています。今後原料を使ってくださった商品にはこのマークを付与し、製品パッケージに使用していただくことで、間違いなく弊社のはなびらたけを使用しているという印にしていこうと思っています。そしてこのマークをどんどん広めていきたいと考えています。
――今後原料販売を行う上でどこまでのサポートが可能でしょうか。
内藤 弊社のはなびらたけを使った打錠製品であれば受託製造やデータ提供などの各種サポートさせていただきます。
――ありがとうございました。
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