山本武道おすすめの無菌調剤オンラインセミナー

2021年7月29日

トップランナーの長谷川寛氏が医療機関へのPRや

連携方法、無菌調剤作業の実際、人財育成と確保を講演

2013年6月に創刊した調剤薬局ジャーナル(隔月刊発行)では、毎号、読者の皆さまに『HIT(家庭における輸液療法)最前線レポート』を提供してきましたが、この9月号で連載50回目になります。連載を始めたきっかけは、2000年にスタートした日刊の医療専門紙で『在宅医療は今』を連載し、さまざまな医療従事者、そして多くの患者と家族の方たちを取材したなかで、一人の薬剤師と会いました。警備会社が運営する無菌調剤室で活躍していた薬剤師が、現在、日本調剤株式会社先進在宅医療担当で在宅医療部長の長谷川寛さんです。無菌調剤の最前線で活躍する谷川さんのすべては患者と家族のQOLの向上のためにあり、要請があれば、いつでも現場に向かうことでした。その長谷川さんが9月4日(土)に開催される在宅無菌調剤オンラインセミナーで、『薬局の未来を支える、ホームインフュージョンセラピー~今やならければ、いつやるのか!』と題し講演します。セミナーでは、今後の薬局運営で無菌調剤への対応がネックと考え、試行錯誤を繰り返している薬局経営者や薬剤師に向けて、医療機関へのPRや連携方法、無菌調剤作業の実際、人財の育成と確保等々、さまざまな疑問にも回答する予定です。「私がHITに出会った1990年、米国ではすでに輸液調剤と訪問看護を合わせて提供するHIP(ホームインフュージョンファーマシー)が誕生していました。医療費の増大に伴い入院日数を短縮する施策がとられており、入院中に行われる注射療法は在宅へ移行していったのです。今、日本の総医療費は43兆円を突破しながらも、急性期病床の平均在院日数は17日、入院日数の短縮は必須であり、それに伴いHITは必ず必要となってきます。薬剤、医療材料の供給拠点である薬局は、まさに今、力を発揮するべきです」と演者の長谷川寛さんは話しています。

<開催要項>

■開催日時:9月4日(土)13時30分~14時45分■テーマ:『薬局の未来を支えるホームインフュージョンセラピー~今やならければ、いつやるのか!』■講師:長谷川寛(日本調剤株式会社先進在宅医療担当在宅医療部長)■参加費:1名1800円(税込み)■定員:200名限定(200名に達した時点で受付を終了)■受講申込締切:9月1日(水)■詳細:nikkamicron-zaitaku.com