4月からコスト調整した新規格を上市/甲陽ケミカル

2025年6月2日

養殖場までトレースできるトレーサビリティも徹底

 甲陽ケミカル(大阪市北区、☏06-6365-1666)では、関節・骨質対応素材として、グルコサミンの各種原料の供給を行っている。

 今年4月より、新たに「コーヨーグルコサミンSV」を上市。さらに使いやすいコストパフォーマンスを求め、粉砕・充填までをベトナムの協力会社にて実施することで価格面を調整している。粗原料は同社のグルコサミン原料「コーヨーグルコサミン」などと同じものを使用しており、エビの養殖場までトレースすることができるなどトレーサビリティも徹底している。同品は、30メッシュ品と80メッシュ品を用意している。

 これまでのラインアップは、海外の協力工場で製造したエビ・カニ由来の粗製グルコサミンを国内工場で再精製した「コーヨーグルコサミン」や「コーヨーグルコサミンSC」、流動性とブロッキング発生率を改善し、打錠性を高めた「コーヨーグルコサミンFP」などがある。さらに2022年には、非動物性の糸状菌由来のグルコサミン「コーヨーグルコサミンVG」をラインアップ。糸状菌由来のため、エビやカニのアレルギー表示が不要で、非動物性原料としてヴィーガン食品などに最適な原料となっている。

 また、同社ではキトサンも取り扱っており、昨年から「コーヨーキトサンD」シリーズをラインアップ。海外の協力工場で製造したキトサンを国内工場にてパウダーやフレークに粉砕している。粒度は3㎜メッシュと80メッシュの2規格、粘度も高分子・中分子の2パターン用意している。 そのほかにも新原料として、ヴィーガン認証を取得したコラーゲンペプチド「CollaGEM V SL 128」やビタミンD3「Green D3 Vegan Vitamin D3 Powder」、牡蠣エキス各種などの原料も取り扱いを開始している。


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