安定供給のためプロポリスをリニューアル/日新蜂蜜
2025年6月4日
幅広いラインアップで柔軟に対応
日新蜂蜜(岐阜県安八郡:https://nisshin-honey.co.jp/)は、健康食品向け素材としてプロポリスやローヤルゼリー、みつばち花粉、マヌカハニー、醗酵黒はちみつなど幅広くラインアップする。
プロポリスについては、価格高騰に加え原料調達の面で不安な状態が続く中、長年の経験やパイプを活かし、安定供給のためにリニューアルを実施。主にブラジル産のグリーンプロポリスを採用しており、由来植物が明確であることや、研究データが豊富で安全性と信頼性があるとして知られている。原料は原塊・エキス・パウダーをラインアップ。エキス・パウダーはそれぞれ低濃度から高濃度、エタノール抽出品から水抽出品まで幅広く取り扱っている。
一般食品への採用に関する問い合わせも増えているなか、より適切な剤形の製品を柔軟に提案することが可能だ。
ローヤルゼリーについても生、エキス、パウダーなど、豊富に取り揃え、顧客の要望に応じて適した素材の提案が可能。なかでも、ローヤルゼリーに含まれるタンパク質を酵素分解によりペプチド・アミノ酸まで低分子化した「酵素分解ローヤルゼリー」は水に溶けやすくドリンクやゼリーに配合できるため引き合いが増えている。
スペイン産みつばち花粉は、スーパーフードとも言われ、タンパク質、各種ビタミンやミネラルを豊富に含む。みつばち花粉そのものやパウダーを取り扱いっているが、原料調達が不安定な状況が続いている。
同社ではOEM及び原料加工も希望の条件に応じて対応している。抽出や酵素処理技術などを駆使し、素材の機能性やハンドリング、味を向上させた製品の研究・開発も行う。