高品質なミネラル酵母を国内製造/オリエンタル酵母工業

2025年6月10日

10種の不足しがちなミネラルのミックス素材も提案強化

オリエンタル酵母工業(東京都板橋区:https://www.oyc.co.jp/business/product/mineral_yeast/index.html)は、パン酵母を特殊技術により培養し各種ミネラルの含有量を飛躍的に向上させた国産の「ミネラル酵母シリーズ」の供給を行っている。

同社のミネラル酵母は、食品素材として配合できる点や、国内製造である安心感で高い評価を得ている。細胞成分と結合した有機体で安定性に優れ、金属のような独特の風味がなく、製品の味への影響が少ないことが特長。製造工程では菌体分離・洗浄を徹底し純粋で高品質なミネラル酵母を生産している。

ラインアップは亜鉛、銅、鉄、マンガン、ヨウ素、モリブデン、クロムの7種類のほか、一昨年には10種類のミネラルを混合した「ミネラルフル」の取り扱いをスタート。姉妹品として亜鉛、銅、マンガンを配合した水溶性ミネラル高含有酵母エキス「イーストリッチ シリーズ」のほか、「イーストパウダー・ビオチン」、メキシコ産「ミネラル酵母セレン」なども取り揃える。

「ミネラルフル」は、亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素、モリブデン、セレン、クロムの8種類のミネラル酵母に、ドロマイト(カルシウム、マグネシウム)を混合し、1.5gの摂取で1日に成人男性が必要なミネラルの約1/3が摂取できる設計だ。10種類の不足しがちなミネラルを使いやすく配合しているほか、添加忘れや計量ミスの防止ができるなど製造面でのメリットがある。

近年、消費者の健康意識の高まりやライフスタイルの多様化により「完全栄養食」、「バランス栄養食」への関心・需要が高まっていることから、一般食品メーカーを中心に引き合いが増えている。

これらミネラル素材はサプリメントをはじめ、パン、菓子、総菜、飲料などの一般食品から介護食や流動食、ペットフードまでさまざまな食品に利用可能。フェムケアや、熱中症対策など目的に応じて配合でき、活用の幅も広い。特に認知度の高い亜鉛・鉄に加え、最近はヨウ素の引き合いが増えているという。


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