グルテン分解乳酸菌、国内展開を本格的に開始/エイトウィル
2025年6月12日
グルテンレスを新提案

エイトウィル(東京都中央区、☎03・4564・2733)は、グルテン分解乳酸菌「ディグルラクト」の原料供給およびOEMを行っている。製造元である韓国メーカーの生産体制の強化により、国内展開を本格的に開始した。
同素材は、韓国の食品メーカーと政府の研究機関によって開発された乳酸菌の菌株「Dglu‐MB0601」と「Dglu‐GLU70」を使用。「Dglu‐MB0601」は、マウス試験において最大70%のグルテン分解が確認された。「Dglu‐GLU70」は、グルテンから誘発される腸の粘膜の損傷を抑制することが確認され、グリアジンによって引き起こされた炎症性腸疾患の予防や改善や治療に有効なことが報告されている。
同社では、小麦粉製品特化の「DGLU‐1000P」、グルテン分解機能を有する生菌と乳酸菌生産物質が配合されパウダーや錠剤など幅広い剤形に対応可能な「DL‐S1」、生菌を含んでいないため熱やpH変化に強く加工しやすい「DL‐S2」の3種類の供給を行っている。いずれもグルテン低減による消化サポートの付加が可能。小麦製品や健康食品、サプリメントや加工食品など幅広く使用ができる。
日常の食生活においてグルテンを完全に切り離すのは難しいという課題から、同社ではグルテンを分解・低減するという新たな視点「グルテンレス」の新提案を行い、BtoBの取り組み強化と共に新しい市場を日本国内に築いていく。
↓↓↓ 購読(電子版)のお申込みは以下よりお願いします ↓↓↓