健食事業4%減の売上高239億円/フォーデイズ

2025年6月30日

海外事業は好調に推移し拡大へ

 フォーデイズ(東京都中央区)は6月23日、2025年3月期決算を発表。健康食品事業については売上高239億6800万円で前期比4.0%減となった。

 1999年の販売開始から25年周年となった「ナチュラル DNコラーゲン」(核酸ドリンク)は、2023年12月に第10世代に進化させ、さらに成分の一部を「プロテオグリカン」へ変更するなどした第10.1世代を発売。また、2024年12月にエナジードリンク「スパーク ファイア パワーエナジー アミノフォース」、また初のペットサプリ「キューティファミリー ファースト ワン サプリ 犬・猫用」を発売したが、既存製品の減少を補うまでには至らなかった。

 その他、研究面においては、大学との共同研究を拡大。東京大学と2件の共同研究を開始し、そのうち1件は2025年度より社会連携講座を開始する予定となっている。また、特許においては2件取得。核酸(トリヌクレオチドCCC)物質について、同社初の自社研究で発見した独自の内容(リサイクリング増進のための分解系促進剤)について特許化した。また、金沢大学や岐阜大学とも共同研究および共同研究講座を開始している。

 海外事業に関しては、台湾での事業が好調に推移しており、マレーシア事業も拡大中。ベトナムでの代理店事業においては過去最高売り上げを更新するなど、引き続き既存市場での取引拡大、国内外の展示会への出展などを行っていく方針だ。

 同社の総売上高は308億7700万円で前期比3.3%減、経常利益は32億8000万円で前期比0.6%減となった。


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