スティック自動包装機をフルモデルチェンジ/三光機械

2025年7月30日

「FC1000Neo」来年にも上市へ

自動充填包装機のリーディングカンパニーである三光機械(相模原市中央区)は、液体・粘体・粉体・顆粒、スティック包装から高速ロータリー包装まですべてに対応したラインアップを擁し、国内外で2000社を超える採用実績を積み重ねてきた。

最近では、スティック自動包装機の世界的なベストセラーである「FC1000」をフルモデルチェンジした「FC1000Neo」【写真】を開発。来年にも正式に上市する見通しだという。

「FC1000」シリーズは、スティックゼリーなどの液体・粘体やプロテイン、青汁など流動性の悪い微粉末の充填にも適しており、健康食品の受託製造企業にも多くの採用実績を持つ。

「FC1000Neo」は、従来モデルからデザインを一新し、包装フィルムを閉じる横方向のシール(熱圧着)にサーボ駆動を採用。これにより、従来のエアー(圧縮空気)駆動と比べて、動作性能の向上に加え、電力コストの削減や騒音の低減を実現しており、顧客からも好評を得ているという。

さらに、供給装置の機構を見直すことで静粛性を向上していること、高精度なモーションコントロールによって拡張性や多様性を高めており、幅広い用途への対応が可能なこと、繰り出し制御を見直し、フィルムテンションの安定性をさらに向上させていること、操作パネルを改良し、さらに使いやすくなったことなども特徴となっている。

なお、10月7~10日に東京ビッグサイトで開催される「ジャパンパック2025」では「FC100Neo」の展示を行う予定だ。

このほか、液体・粘体充填機のフラッグシップモデル「FR」シリーズ、高速ロータリー包装機「SR」シリーズなど用途に応じた多彩なラインアップを展開。用途や目的に合わせたカスタマイズや導入後のメンテナンス、細かい条件を設定した充填テストなど、顧客への手厚いサポート体制も同社の強みだ。


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