アガリクスKA21株の抗加齢効果を論文発表/ 東栄新薬

2025年7月30日

男性更年期、卵巣機能などへの有効性確認

東栄新薬(東京都三鷹市)は、露地栽培アガリクスKA21株の男性更年期症状改善や卵巣機能維持、腸内環境改善、ストレス性認知機能障害予防。創傷治癒・美肌など、抗加齢に関する最新知見を取りまとめ、学術誌「メディカル・サイエンス・ダイジェスト」に論文を発表した。

男性更年期症状については、50~69才のシニアゴルファーを対象とした臨床試験で不安感や憂鬱な気分、筋力の低下、性的能力の衰え、抜け毛、EDなどの有意な改善が確認された。

腸内環境については、マウスを用いた試験で腸内の有用菌であるアッカーマンシア・ムシニフィラの有意な増殖を確認。アッカーマンシア菌は肥満、糖尿病、慢性炎症などの抑制に関与するとされており、KA21株の摂取による生活習慣病予防の可能性が示唆された。

ストレス性認知機能障害については、社会的孤立ストレスを与えたマウスにKA21株を摂取させたところ、空間認識能力の低下抑制効果が示唆された。

これらの研究成果から、KA21株はサプリメントとして性別を問わず幅広い年代の健康増進に有用だと結論づけている。

なお、6月13~15日に開催された「第25回日本抗加齢医学会総会」ではKA21株の男性更年期症状改善、卵巣機能維持、腸内環境改善の3演題を発表。今後もKA21株の機能性を追究していくとともに、その認知拡大にも注力していく。


↓↓↓ 購読(電子版・紙版)のお申込みは以下よりお願いします ↓↓↓

ヘルスライフビジネス|株式会社ヘルスビジネスメディア (health-mag.co.jp)

関連記事