地元・岡山で認知症テーマに講演/シクロケム

2025年8月1日

αオリゴ糖での予防対策を訴え

認知症をテーマとした講演とコンサート「万富はつらつ大学『忘れてもいいよ』」が7月25日に万富公民館(岡山県赤磐市)で開催され、シクロケム(東京都中央区)の寺尾啓二社長【写真】がαオリゴ糖をはじめとした機能性素材を活用した認知症予防を訴えた。

寺尾社長は、認知症を引き起こす要因として「インスリン抵抗性」「動脈硬化」「サルコペニア肥満」の3点を挙げ、食事や栄養による予防対策が可能であると指摘。

「インスリン抵抗性」の改善には、代謝に関与するホルモン・アディポネクチンの分泌を増やすためにCoQ10包接体やR‐αリポ酸といった「ヒトケミカル」の摂取が有効であること、αオリゴ糖を摂取することで「真の悪玉コレステロール」といわれる小型LDLを抑制し、動脈硬化の予防が期待できることなどを解説した。

サルコペニア肥満については、タンパク質分解酵素のアクチニジンを含むキウイフルーツと抗肥満成分・MTBIを含むダイコンが有効であることを紹介。いずれもαオリゴ糖で粉末化することにより成分が安定化するため、長期保存しても活性が維持されるとした。

なお、今秋には岡山市・弓削の寺尾社長の生家を改装した「カフェ496」をオープンし、地元で栽培されたキウイフルーツやダイコンを用いた健康メニューなどを提供する予定だという。

また、歌手のヒサ絵さんによるコンサートでは認知症をテーマとした楽曲「忘れてもいいよ」などが披露された。


↓↓↓ 購読(電子版・紙版)のお申込みは以下よりお願いします ↓↓↓

ヘルスライフビジネス|株式会社ヘルスビジネスメディア (health-mag.co.jp)

関連記事