チベット高原産「サジー果汁」を上市/DIC

2025年8月1日

美容ドリンクやゼリーなどに提案へ

DIC(東京都中央区)は、チベット高原産のサジー(シーバックソ―ン)の果実をまるごと使用した100%果汁「SeaBerry Juice(シーバックソーンピューレ)」の取り扱いを開始した。

ストレート果汁飲料のほか、美容ドリンクやパウチゼリーなどにも提案を進めていく。

 グミ科の植物であるサジーはシーバックソーンやシーベリーとも呼ばれ、オレンジ色の果実にビタミン・ミネラル、不飽和脂肪酸など200種以上の栄養素を含むことから近年は「スーパーフード」としても注目されてきた。

 同素材は、標高3000mに達するチベット高原北部の青海省で栽培されたサジーの果実を果皮や種子も含めてまるごと使用。ビタミンCを200㎎/100g以上、糖度10以上で規格しているほか、不飽和脂肪酸(オメガ3・6・7・9)やβカロテン、ビタミンE、鉄分などの栄養素を含有する。

チベット高原の強烈な太陽光や昼夜の寒暖差、少ない降雨量、栄養分の乏しい土壌といった厳しい自然環境下で栽培されたサジーは、低地で栽培されたものと比較して栄養素の濃度が高いことも特徴となっている。

米国、カナダ、EUのオーガニック認証やハラル、コーシャなど各種認証も取得済み。今後は日本の有機JAS認証の取得も検討していくほか、ジュース以外の原料も取り扱いを検討していく。


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