高いコラーゲン生成作用を持つ植物性コラーゲンを上市/兼松ケミカル

2025年9月30日

有機ハイビスカス由来でハラル・コーシャ認証も取得

 兼松ケミカル(東京都中央区、☏03-5643-3011)では、9月に韓国のRAWGA社の植物性コラーゲンペプチド「VC-H1」において、日本市場での総代理店契約を締結し、今秋より提案を行っていく方針だ。

 「VC-H1」は有機ハイビスカス由来の粉末タイプ。RAWGA社がラオスにて自社栽培した原料となっており、化学合成による添加物は一切含まれていない。非動物性であることから、特有の動物臭のない風味でコラーゲンの課題を解消している。ハラル、コーシャ、ビーガン認証など各種認証を取得しており、NON-GMO認証も取得済み。

 対応剤形はタブレットやカプセル、液体、ゼリーと幅広い実績を持っており、包装容器に関しても、ボトル、PTP、スティック、パウチ、バイアルなど多様な製品に使用可能だ。

 動物性コラーゲンと同様に、コラーゲン生成作用を有しているが、比較試験では、動物性コラーゲンが0.25g摂取で最大10.15%のコラーゲン生成に対し、「VC-H1」は0.1g摂取で16.87%と大きな有意差を確認。また、フラボノイド等のポリフェノールも含有しており、抗酸化作用も有する。さらに、分子量500Da以下の低分子成分で構成されていることもあり、高い吸収性を示す。また、乾燥肌と目じりのシワのある35~60才成人100人を対象としたヒト試験では、12週後に皮膚の水分補給、経皮水分蒸散量、皮膚の水分とケラチン、肌の弾力性において、「VC-H1」1.5g/日摂取した群の改善率がプラセボ群の改善率と比較して有意に改善されたことを確認。肌の質感や目の周りのシワにおいても大きな改善率を出している。

 「VC-H1」は、今度10月に東京ビッグサイトで開催される「食品開発展」でのお披露目を予定している。


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