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消臭効果期待の「茶コールパウダー」を上市/コンゴ
2025年10月16日
消臭技術の一つの手段として提案強化、油吸着効果や便通改善効果も
健康食品のOEMサービスを行っている金剛薬品グループのコンゴ(東京都千代田区、☏03-3518-0070)は、新たな素材として、油吸着効果や消臭効果が期待できる茶葉の残渣を焙煎した「茶コールパウダー」の上市を進めている。
同品は、国産緑茶葉の残渣を独自製法である高温減圧乾留製法により炭化させたオリジナル原料となっている。残渣を活用したSDGsも意識した原料となっており、アンモニアやトリメチルアミンといった強い匂いの持つ成分に対する高い消臭効果を確認済み。現在、ニンニクやDHA、酵母といった特有の匂いを有する成分への悪臭改善効果も試験を実施中だ。
また、独自製法である高温減圧乾留製法は、葉脈にある気孔などの穴を壊さず加工するため、油の吸着力を高めることができる。この油を吸着し排出する効果からダイエット向け製品にも活用でき、便通改善効果や便臭低減効果も確認しているため、ペット向け製品などへの活用も面白い。健康機能については今後も研究を深めていく予定だ。
同品は、茶炭:炭量50~60%となっており、浅煎りタイプと深煎りタイプの2タイプを用意。茶葉を焙煎していることから添加物扱いにならず、「茶炭」と表記できる点も大きい。
同社では、受託製造企業やOEM企業の消臭技術の一つの手段として提案を強化していく方針。また、一般加工食品への応用もできるため、麺や菓子類などへのレシピ開発も進めている。
昨日から17日まで東京ビッグサイトで開催されている「食品開発展」で、金剛薬品のブースにて出展を予定している。
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