小林製薬、梅丹本舗を吸収合併へ

2025年10月17日

紅麹問題で製造停止、債務超過に

小林製薬(大阪市中央区)は10月8日、梅肉エキスを製造する子会社の梅丹本舗(和歌山県紀の川市)を今年12月31日付で吸収合併することを明らかにした。

梅丹本舗は1925年創業。2019年、小林製薬に全株式を譲渡し完全子会社となったが、昨年3月に健康被害問題が発覚した紅麹製品の原料を同社工場で製造していたことから、梅肉エキスを含めた全製品の製造を停止。今年6月末に工場を閉鎖し、債務超過に陥っていた。

吸収合併に伴い梅丹本舗は解散し、梅肉エキスの新製品開発も行わないことが決定。本件が小林製薬の連結業績に与える影響は軽微だとしている。


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