「パインプラセンタカレー」新発売/プランドゥシー・メディカル
沖縄県の「サガリバナ」由来乳酸菌で発酵
プランドゥシー・メディカル(大阪市都島区:https://pdsm.co.jp/)はこのほど、沖縄県内のアンテナショップを中心に、「パインプラセンタカレー」の販売を開始する。同品は、パイナップルを餌として育ったアグー豚「パイとん」の甘みと口どけの良さを活かしたレトルトカレーで、同社が独自に開発したパイナップル由来のプラセンタ(粉末)をセットで同梱している。

これはパイナップル由来の植物プラセンタ素材「パイナップル乳酸桿菌培養液」の実用化に向けた取り組みの一つで、化粧水「アナナス美容水」に続く第二弾商品だ。
「パイナップル乳酸桿菌培養液」は、パイナップルの未利用部分を、石垣島に自生する「サガリバナ」から分離した乳酸菌で発酵する特許製法によってアップサイクルしたプラセンタ様成分。
「植物プラセン」「フルーツプラセン」の商標を取得し、研究データをもとに「動物由来プラセンタより高機能な美白用組成物」「皮膚保湿外用剤」「パイナップル残渣の処理方法」の特許も取得済みだ。
グループ会社のホスミン栄養化学工業は、豚・馬由来の国産プラセンタで70年の実績を持つ。服部優親社長は2002年、植物プラセンタへのニーズにも着目。未利用部が50%であるパイナップルに辿り着き、大阪公立大学と(地独)大阪産業技術研究所森之宮センターとの産学官連携で共同研究を開始し、ドールの協力と「もったいないフルーツプロジェクト」への参加で「アナナス美容水」の製品化を実現した。
現在は沖縄の関連メーカーやベトナムとも連携し、他社への供給も視野に入れた生産能力の向上を図りつつ、パイナップルプラセンタを応用したパスタやクッキー、スコーンなどの開発も進めている。今後、パイナップルプラセンタ関連は沖縄のグループ会社であるアナナス・アンコニュに移行し同事業に特化していく方針だ。
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