- トップ
- ニュース , ヘルスライフビジネス , 原料・OEM
- 真空ドラムドライを用いた原料…
真空ドラムドライを用いた原料加工を提案/日研フード
2025年11月7日
低温短時間で乾燥で熱による素材の変性を防止
静岡県袋井市に本社および工場を構える日研フード(東京都中央区)は、低温短時間で乾燥させる真空ドラムドライ、水に溶けにくい成分を抽出できる亜臨界水抽出による原料加工の受託提案に力を入れている。
真空下でドラムドライを行う設備(真空式ドラムドライヤー)を用いた真空ドラムドライは、低温短時間で乾燥させることが可能。①希薄溶液から濃度・粘土の高いペースト状のものまで幅広い原料を乾燥できる、②素材100%での乾燥にも適しており、原料本来の味や香りを活かし、素材感を残すことができる、③低温短時間で乾燥するため熱による変性を極力防止できる、④連続式で真空度を保つことができるため安定した品質の商品が得られるといった特長を持つ。
また、亜臨界水抽出は、有機溶媒を使用することなく、高圧力下で加熱した沸騰しない水だけを使用する人や環境にやさしい抽出製法。①水に溶けにくい成分を抽出できる(難溶性の有効成分、呈味物質など)、②少量で味を変える(風味エンハンス効果、苦みなどのマスキング)、③短期間で熟成に類似した反応の促進(高温・高圧処理で反応が促進)といった特長を持つ。
同社は、天然調味料および嗜好性粉末飲料で培った原料加工技術と生産設備を活用し、抽出、濃縮、加熱、混合、乳化、粉砕、乾燥、造粒といった原料の各種受託加工に対応。健康食品、化粧品などさまざまな原料開発をサポートする。
↓↓↓ 購読(電子版・紙版)のお申込みは以下よりお願いします ↓↓↓