臨床試験の現場実務をサポート/and to leap

2025年11月21日

検査実務の部分委託にも対応、必要最低限のコストで実施

 食品専門のSMO事業を行うand to leap(東京都足立区、☏03-6806-2140)は、企業やCROが臨床試験を実施する上で、課題となりやすい現場での実務サポートを行っている。

 SMO事業として、提携医療施設と連携し各種検査の実務、検査会場の手配、試験食品の管理、試験に関する責任医師の手配、相談窓口の開設、被験者管理、同意取得、有害事象対応など、試験の計画書作成や試験後の統計解析以外の実務を、専門のスタッフにてサポートする。

 一般的にメーカーによる試験では、検査を実施する現場スタッフが不足してしまうケースや長期試験で被験者の管理に非常に大きな労力がかかるケースなど、自社で実施に関するさまざまな課題へのキャパシティ不足で悩む企業が多い。同社では、それらの課題解決のため、受付のみ、誘導のみ、同意取得補助のみといった必要なポジションのみをサポートすることも可能。完全在宅型や採血で来院を伴う試験デザインにも柔軟に対応する。また、被験者の個人情報の取り扱いなど、試験の信頼性を保つため第三者機関の介入が重要な部分においても同社スタッフが代行することができる。こうした部分委託は、依頼内容をオーダーメイドでカスタマイズできるため、必要最低限のコストで実施することができることもメーカーにとって大きいだろう。

 また、SMO事業のほか、被験者募集(PRO)事業も行う事ができる点も特徴的だ。グループ会社ブレイクスルーが被験者募集事業を行っており、約8万人の自社会員パネルを保有しているため、ハイシーズンにおいても安定したリクルートを実現し、複雑な選定条件にも対応可能な体制を敷いている。

 同社では、クライアントに寄り添ったサポート大切にしており、高精度なデータ取得を目指している。


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