「更年期」に関する機能性表示目指す/ラティーナ
臨床試験で睡眠の質や不定愁訴の改善を確認
ラティーナ(東京都大田区)は、独自素材の「マカエキス末BG1.2」を用いて「更年期」に関するヘルスクレームで機能性表示食品の届出を行っており、早期の受理を目指している。
「マカエキス末BG1.2」は、ペルー産のマカから特徴成分のベンジルグルコシノレートを抽出し、1.2%以上で規格したもの。
自然閉経後3年以内の女性58人(46~55才)を対象とした臨床試験では、同素材300mgもしくはプラセボを8週間摂取させ、摂取前後で睡眠の質の評価指標であるOSA‐MAおよび更年期障害の評価指標であるSMIスコアの変化を比較した。
その結果、同素材を摂取した群ではOSA‐MAの「疲労回復」が有意に改善。さらに、SMIスコア全体および「顔がほてる」「頭痛、めまい、吐き気がよくある」などの項目も有意に改善した。
こうした結果から、同素材が更年期女性における睡眠の質を高め、ほてり・頭痛・めまい・吐き気といった症状の改善に有効であると結論付けた。
同じく、更年期女性を対象とした臨床試験では、SMIスコアおよび血中エストロゲン濃度の改善効果も明らかになっており、更年期からPMS(月経前症候群)、妊活サポートまで、幅広く女性の健康をサポートする効果が期待できるという。
担当者は「マカは男性向けのイメージが強いものの、原産国のペルーでは老若男女問わず健康に良い食材として知られている。機能性表示食品の届出を通して、女性に対してもマカの有用性を訴えていきたい」と話す。
このほか、同社では天然のビタミンCを高含有するカムカム、水溶性食物繊維・イヌリンを豊富に含むアガベシロップなどをラインアップ。「美容・アンチエイジング」や「腸活」といったフェムケアと親和性の高い提案が可能だ。
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