リポソームビタミンCの拡販へ/ベネビオ

国内製造、品質、価格競争力(35％規格品1万円/kg）、味などで差別化

　リポソームの原料開発から製品設計までを手掛けるベネビオ（東京都新宿区）は、国内製造のリポソームビタミンCを原料・OEM供給している。また、リポソームサプリメント「リポビット」シリーズを美容クリニックやエステサロンなど国内外で販売している。同社のリポソームビタミンC原料は、国内製造、高品質、価格競争力（35%規格品1万円／Kg）、味へのこだわりなどが顧客から支持されている。なお、DSM社のスコットランド産のビタミンCを使用している。

　カプセル膜に使うリン脂質や化学的に不安定な成分における水の中での安定性などが課題の一つとされてきたリポソーム。同社では、50種類以上のリン脂質から最適な組み合わせを選び出し、常温でも安定性の高い粉末状のリポソームビタミンＣを開発。摂取する前に水や果汁飲料に溶かすことでリポソームが再構成され、リポソームに取り込まれた栄養素が効果的に体内に行きわたるというメリットを持つ。

　自社商品では、生体利用効率に優れたリポソームサプリメント「リポビット」シリーズを展開。1包にリポソームビタミンC1000㎎配合の顆粒製品「リポビットVC」【写真】をはじめ、グルタチオン酵母、培養リンゴ抽出物、ビタミンD3、CBD、NMNなどをリポソーム化した製品をラインアップ。ロットごとに粒度分布を測定するなどの品質管理も行っている。「リポビットVC」は販売開始から7年以上とリポソーム商品においてはロングセラー商品となっている。

　同社では、リポソームに関する豊富なノウハウと実績をもとにリポソームのOEMにも対応。受託可能な剤型では粉末（スティック、3方シール）、液体ボトル、ハードカプセル。成分ではビタミンC、グルタチオン、NMN、ビタミンE、マルチビタミンなど。最低ロット500個から対応する。

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