【新春インタビュー】ラティーナ 安本進社長
マカで機能性表示の届出受理目指す
ラティーナ 代表取締役社長 安本進氏
―昨年はマカを用いた機能性表示の届出にチャレンジされました。

安本 主力素材である「マカエキス末BG1.2」の更年期障害に起因する諸症状への有効性に関する論文を昨年1月に発表し、機能性表示食品として消費者庁に届出を行いました。
4月に制度の見直しがあったことで当初の想定より時間を要しましたが、創業30年という節目の年に機能性表示食品の届出ができたことは大きな意義があったと思います。現在は消費者庁からの指摘事項を受けて対応を準備していますが、今年中には届出受理を目指します。
国内市場において、マカは男性向け素材というイメージが強いのですが、原産国のペルーでは老若男女問わず、健康に良い食材として親しまれています。近年は「フェムテック」や「フェムケア」という言葉が社会的に注目されるようになりましたが、機能性表示をきっかけとして、今後は男性だけでなく女性に向けてもマカの有用性を訴えていきたいと考えています。
―最近では一般食品向けの提案にも注力されていますね。
安本 チアシード、カムカム、マキベリーといった素材は、スーパーフードとして認知度があり、一般食品や飲料との親和性も高いため、提案に力を入れています。
チアシードは、定番素材の一つとして安定した人気があり、パンやクッキーなどの加工食品にご採用をいただくケースも増えています。
カムカムは、濃縮果汁と果汁粉末の2種類を取り扱っており、「天然のビタミンC供給源」という特徴をさらに打ち出していきます。
マキベリーは、強力な抗酸化作用が注目されており、アサイーボウルのブームも追い風となってお引き合いが増えています。当社のマキベリーは有機JASを取得していることも特徴です。
このほか、新素材としてメキシコ産のアガベシロップを上市します。アガベならではの魅力や特性をお客様にお伝えできるよう、提案の仕方を工夫していきます。
―今後の注力ポイントは。
安本 南米素材については、サプリメントから一般食品・飲料まで提案の幅をさらに広げるべく、新たな用途開発や素材のラインアップ拡充にも積極的に取組んでいきたいと考えています。
同時に、健康食品に求められる品質・安全性や科学的根拠のハードルが高まる中、当社としてもマカでの機能性表示食品の届出をはじめ、さらなるレベルアップに挑戦していく所存です。
世界経済や国際情勢、気候変動など先行き不透明な時代ではありますが、当社が30年以上にわたって培ってきた知識と経験、そして南米の生産者とのネットワークを生かし、これからも市場の変化に対して臨機応変に対応して参ります。
―ありがとうございました。
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