【新春インタビュー】ドクターセラム 𠮷川育矢社長

2026年1月27日

「腎機能」で機能性表示目指す
ドクターセラム 代表取締役 𠮷川 育矢氏

―昨年は設立20周年を迎えられました。

𠮷川 当社は絹糸由来のタンパク質「シルクフィブロイン」を健康食品として商品化するため、2005年に設立しました。

当時、恐らく世界で初めてとなるシルクフィブロインを用いたヒト臨床試験を実施したところ、優れた抗糖尿作用や腎機能低下抑制作用が確認されました。

その中で「基準値より高い数値を下げ、低い数値を上げる」という医薬品にも見られない特異的な性質が明らかになり、すぐに商品化への準備に取り掛かりました。

抗糖尿作用に関しては、これまでに約1500人に及ぶオープン試験で有効性を確認しています。

さらに、糖尿病腎症の患者を対象とした臨床試験では、腎臓のろ過機能を表すeGFRを維持する効果も明らかになりました。今後もシルクフィブロインをはじめとした〝本物のエビデンス〟を持つ製品を通して、人々の健康と美容に貢献していきたいと考えています。

―最近では美容不織布マスク「セラム ヴィーナスカレント」にも注力されていますね。

𠮷川 「ヴィーナスカレント」は、「イオン導入」「マイクロカレント」「EMS」を同時に実現する恐らく世界初の不織布マスクです。開発にあたっては、目元・口元・頬など部位に応じて最適な電流が流れるように試行錯誤を繰り返しました。

ヒト試験でも優れた美容効果が確認されており、体感性が高いことからエステサロンなどのルートで多くのリピートをいただいています。

今年は「ヴィーナスカレント」の魅力をより多くの方々に知っていただけるよう、SNSやインフルエンサーなどを活用した情報発信や展示会などでのPRも積極的に行っていく予定です。

―今後注力する点は。

𠮷川 昨年は製造プラントのトラブルなどでシルクフィブロインの供給がタイトになったため、今年はさらなる供給力の強化に向けて自社工場を設立する予定です。

近年は海外からの引き合いも増えており、予防医療を必要とする世界の人々にシルクフィブロインを提供できるよう、より安定した供給体制を確立していきます。

同時に、シルクフィブロインを用いて「腎機能」に関する機能性表示食品の届出を目指し、臨床試験を計画しています。

「腎機能」は前例の無いヘルスクレームではありますが、これまでの研究成果を踏まえればチャレンジする価値は十分にあると考えています。

―ありがとうございました。


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