DICスピルリナ、エルゴチオネイン高含有を訴求

2026年3月2日

新たな付加価値として認知拡大へ

DIC(東京都中央区)は、微細藻類・スピルリナのリーディングカンパニーとして約50年にわたって研究開発および製造販売の実績を積み重ねてきた。

同社の「DICスピルリナ」は、ビタミン、ミネラル、アミノ酸など50種以上の健康・栄養成分を含み、なおかつ消化吸収率が95%(動物試験)と非常に高いことが特徴。最近の研究では、アンチエイジング効果が注目されているアミノ酸誘導体・エルゴチオネインを約150mg/100g含有することが判明した。

これは一般的なスピルリナの約2倍、タモギタケなどのキノコ類に匹敵する含有量であるため、同社としても「DICスピルリナ」の新たな付加価値として認知拡大に取り組んでいく方針だ。

スピルリナに含まれる青色素・フィコシアニンを主成分とした美容素材「フィコエル」にも注力。フィコシアニンは希少な天然の青色素として数多くの食品や飲料に利用されているほか、優れた抗酸化・抗炎症作用を有することも分かっている。

同社が実施したヒト臨床試験では肌のバリア機能の指標となる経皮水分蒸散量の有意な減少、肌の「しっとり感」「ハリ」「ツヤ」「しわ」の改善などの効果が確認された。

2020年には、フィコシアニンを関与成分に「肌の潤い」を訴求する機能性表示食品「フィコナ」を発売。優れた体感性が評価され、高いリピート率を獲得している。海外市場ではフェムケア向けの引き合いが増えていることから、美容以外にも幅広い用途で提案を行っていく。

また、最近の研究では加齢性難聴への有効性が示唆され、今年3月に開催される日本農芸化学会でその成果を発表予定だ。

このほか、昨秋には藻由来DHA「DHA オリジンズ」の40%品および17%粉末を新たに上市。40%品は粉ミルクなど乳幼児向けの食品にも配合でき、新規の引き合いも増えているという。


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