有胞子性乳酸菌「スポルス」に新データ/セティ

2026年2月20日

 セティ(東京都千代田区)は、有胞子性乳酸菌「スポルス」の骨粗しょう症の改善作用を示す新データを公表した。

 耐熱性・耐酸性に優れ、生きて腸まで届く「スポルス」は、整腸関連や抗ストレス作用などこれまでに多くのエビデンスを蓄積している。

 今回発表した研究は、卵巣を摘出した閉経後骨粗しょう症(PMO)モデルマウスを①プラセボ群、②スポルス摂取(10億cfu)群、および③正常マウス群の3群に分け、スポルスがPMO条件下の炎症性骨吸収に有効かどうかを観察したもの。

 60日間飲水混合して投与したところ、プラセボ群は骨の微細構造や骨密度、骨質が悪化した一方でスポルス摂取群はそれらを抑制し、骨質の改善が明らかとなった。

 また、プラセボ群は正常マウス群と比較して、大腸の短縮(炎症)や腸内細菌叢の悪化、短鎖脂肪酸の低下が見られたが、スポルス摂取群で、腸バリア機能の改善および短鎖脂肪酸(酢酸、プロピオン酸、酪酸)の増加が確認された。つまり、骨粗しょう症では腸の炎症や腸内細菌叢の悪化等がみられることがあるが、スポルスはこれを抑制することが示唆された。

 さらに、スポルス摂取群では制御性B細胞(Breg)ならびにIL‐10産生Bregs細胞の割合が改善し、免疫細胞のバランスが改善した。

 スポルスがエストロゲン欠乏性骨粗しょう症状態下において、腸内細菌叢を調整し、免疫細胞のバランスを回復させることで、骨吸収(骨の破壊)を緩和することが確認される結果となった。

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