セラミドで「免疫表示」目指す/オリザ油化
2026年3月6日
樹状細胞に対する機能性と作用機序を論文発表
オリザ油化(愛知県一宮市)は、米由来セラミド「オリザセラミド」の樹状細胞に対する機能性および作用メカニズムを近畿大学薬学総合研究所との共同研究で明らかにし、日本生薬学会の提携誌「ジャーナル・オブ・ナチュラル・メディシンズ」に論文を発表した。
「オリザセラミド」は、美容・美肌分野の定番素材として機能性表示食品制度でも豊富な実績を積み重ねてきたが、ヒト臨床試験では風邪症状の改善効果を確認するなど、免疫機能に対する有効性も判明している。
今回の研究では「オリザセラミド」に含まれる特定のグルコシルセラミドが樹状細胞上のトール様受容体(TLR)2および4に結合し、免疫細胞を活性化させる炎症性サイトカインのIL‐6の放出を促進すること、抗原提示能(ウイルスや菌など抗原の情報を攻撃役のT細胞に伝えること)を活性化させること、抗原提示能の活性化に関与するCD(分化抗原群)40および80を増殖させることなどが判明。これらの研究成果については特許を出願している。
「免疫」に関する機能性表示に向けたヒト臨床試験もすでにスタートしており、早ければ今夏にも消費者庁に届出を行う予定だという。
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