SM、DgSで乳酸菌飲料が伸長/True Data
2022年6月30日
「ヤクルトY1000」が市場をけん引
True Data(東京都港区)は、当社の統計データをもとに、ドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける2022年5月の売り上げ伸長カテゴリを発表した。
5月は「乳酸菌飲料」の売上金額が前年同月と比べ大きく伸長し、ドラッグストアで前年同月比29.0%増、食品スーパーマーケットで同14.4%増加した。
True Dataは「ID-POS分析ツールID-POS『Eagle Eye』で見ると、食品スーパーマーケットにおける『ヤクルトY1000』は5月の乳酸菌飲料売上個数ランキング2位の人気商品となっており、メディア等で話題になった影響が現れている」と分析する。
食品スーパーマーケットで前年同月と比べ最も売上金額を伸ばしたのは、「軽失禁用品・用具」だった。前年同月と比べ23.4%増加しており、「軽失禁用品・用具」の売上金額を分解すると、購入者が18.0%増加し市場の拡大傾向がうかがえる。このカテゴリは前々年(2020年)同月と比べると38.2%増加している。
外出機会戻りDgSでは化粧品ニーズが伸びる
ドラッグストアでは上記の他「カビ防止剤・カビ取り剤」や、「マスク」などの日用品の売り上げが前年同月と比べ伸長した。
また外出の機会が増えたためか、ドラッグストアで複数の化粧品カテゴリが売り上げを伸ばしている。
「UVケア・サンタン」は前年同月比23.8%増、「アイライナー」は同10.9%増、「アイブロウ」は同7.2%増加した。