メイプロ/レモン由来素材の提案強化

2022年7月13日

レモン由来バイオフラボノイド複合体「エリオミン」

 

 ダイエット向けの海外ブランド素材を豊富にラインアップしているメイプロインダストリーズ(東京都文京区)では、痩せホルモンと呼ばれているGLP‐1の分泌を促進するレモン由来のバイオフラボノイド複合体「エリオミン」、褐色脂肪細胞を活性化させるギニアショウガ由来の「パラドキシン」を供給している。2素材とも新規性があり、ダイエット市場において差別化しやすいことなどから引き合いが増えている。

 「エリオミン」は、レモン由来の未熟なさまざまな熟度の果実、果皮を使用した100%レモンバイオフラボノイド複合体。血糖値、炎症、酸化ストレスといった機能をサポートするとともに、GLP‐1の分泌を促進するほか、アディポネクチンの分泌促進、血糖値の調整などが期待されている素材。103人の糖尿病前症患者を対象にした12週間の二重盲検ランダム化、プラセボ対照試験では、「エリオミン」200mg摂取群がGLP‐1の分泌を約15%増加。血糖値を5・8%低下、インスリン抵抗性を8・3%改善、アディポネクチンの分泌を18・7%増加させることを確認している。

 「パラドキシン」は、西アフリカ、南インド原産のギニアショウガ(ショウガ科のメレゲッタコショウ)由来。ギニアペッパーの種子の有効な風味成分である6‐パラドールを12・5%以上で規格している。自社データではないが、参考論文では19人の女性を対象にした臨床試験で内臓脂肪量の減少を確認しているほか、19人の男性を対象にした試験ではエネルギー消費量の増加を確認。非刺激性、低摂取量(推奨摂取量40㎎~)なども特徴だ。

 メイプロではこのほか、 アイスランド原産のエビの甲羅を由来とするキトサン素材で高い脂肪吸着能力が特徴の「リポサンウルトラ」、セルライトの改善にアプローチした「セレクトシ―ブ レインボー」、アディポネクチンの分泌を促進してAMPKを活性化させる「イノスリム」、食欲抑制訴求の「レプチコア」など数多くのダイエット素材を取り扱っている。

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