ヨーグルトEPSによる免疫活性化作用を発表/明治

2022年10月5日

腸管バリア、野菜成分吸収促進など菌株ごとに特徴的な機能性が明らかに

 明治は10月4日、都内で記者発表会を開催し、ヨーグルトに含まれる成分によって免疫活性などの効果が得られる研究結果を発表した。

 今回の発表では、乳酸菌が生み出す成分「EPS」による3つの効果が発表された。EPSはヨーグルトを製造する過程で乳酸菌が菌体外に生み出す多糖体で、乳酸菌1073R‐1株が生み出すEPSによって自然免疫、獲得免疫両方を活性化する働きが明らかになった。別の菌株のEPSによる研究では、腸管のバリアの役割を持つタイトジャンクションの機能修復の機能が確認された。

 また、野菜に含まれる栄養成分の吸収促進効果も明らかになった。野菜に含まれるカロテノイドは生で食べても吸収できる量は少ないが、明治による研究では、ヨーグルトと野菜を一緒に摂取することで吸収率が野菜のみの摂取より1・7倍~6・5倍に高まることが明らかになった。

 同社では今後、EPSを活用した商品展開も予定し、その展開の中で機能性表示食品としての届出も視野に入れているという。