北海道産馬プラセンタに注力/三共バイオケミカルズ

2022年10月20日

高品質なサラブレッド由来を供給

三共バイオケミカルズ(東京都渋谷区、 https://sankyo-bio.co.jp/ )では、高品質な北海道産のサラブレッド馬プラセンタおよび国産SPF豚プラセンタを健康食品・化粧品向け素材として供給している。

同社では「品質第一」を基本理念としており、親会社である三共理化工業の60年余の歴史を背景に畜産業界との太いパイプを利用して安心・安全な原料を調達している。

原料は直接契約した牧場・農場から新鮮な胎盤を調達し、純度100%規格品をはじめ高品質なプラセンタを安定して供給している。

馬プラセンタの原料は、北海道の牧場で飼育された国産サラブレッド競走馬の胎盤を使用。出産の際には専属獣医師を中心に24時間の監視体制のもと行われる。そのため、産後の胎盤も迅速に回収する事で鮮度を維持する事が可能だ。

豚プラセンタ原料は、国内のSPF豚農場の中から厳選された農場と契約し、品質の管理を徹底している。万が一、豚コレラなどウイルス性疾病が発生した際は、発生が確認された県全域の農場から供給を止めるなど万全の対策が取られている。

また、各農場から回収した胎盤は、当工場へ直接持ち込まずに一旦冷凍倉庫会社で保管し、安全性を確認した上で工場へ持ち込むなどの対策も万全である。

このほか、同社の豚プラセンタはアミノ酸含量の高さを特徴としており、「5-ALA(5‐アミノレブリン酸)」の分析を行ったところ100g当たり平均で1400μg含有することを確認した。

これは5-ALAを多く含むといわれる日本酒などの発酵食品やユーグレナなどの藻類よりも高い数値である。

現在、アミノ酸のほかプラセンタ中の有効成分に関して、さまざまな条件下で分析を進めている。