三七人参による新規SR完成/マンナックプラス

2022年11月14日

三七人参初の「筋肉」の文言使用した届出に期待

 マンナックプラス(東京都中央区)では新たに「三七人参サポニン濃縮エキス」のSRを完成させ、新規のヘルスクレームによる届出を行っている。

 同社が届け出たヘルスクレームは「ジンセノサイドRg1には、運動後(ジョギングや自転車、スポーツなど)の筋肉の機能の一部である 糖代謝を維持する機能があることが報告されています』。受理されれば三七人参としては初めて「筋肉」の文言を用いたヘルスクレームとなる。

 筋肉にはブドウ糖を取り込み、血糖を調整する働きがあることから、筋肉の代謝機能の維持は血糖値上昇による疾患の予防に繋がる。

 同社の素材担当者は「ジンセノサイドによる届出はこれまでにもあるが、筋肉の機能に関する文言を入れたヘルスクレームは受理されていない。受理されれば他の素材との明確な差別化になる」と期待している。

 また、添加量は1日あたり20㎎であるため、低用量・低価格であることも商品採用のメリットになるという。同社ではスポーツ向け商品を中心に提案し、大手製品メーカーからもその機能性が注目されている。

 機能性表示食品制度に対応した原料を多数取り揃えている同社では、この他にも「ブロッコリー種子エキス末」「HMBカルシウム」を提案している。システマティックレビュー(SR)の提供も開始し、届出サポートも提案していく。

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