鉄剤の課題改善「フェール+ビタミンB」新発売/T&R

2023年2月3日

マイクロカプセル化された鉄を配合

   ペディアキッド  
   フェール+ビタミンB

ティーアンドアール(埼玉県加須市、tandr-style.com)はこのほど、乳幼児向け健康食品ブランドの「ペディアキッド」から、鉄補給栄養食品の「フェールプラスビタミンB」(仏・ラボラトワーズイネルディア社製)を新発売する。

「フェールプラスビタミンB」には、特許製法のマイクロカプセル化された鉄「リポファーマイクロカプセル」を配合。従来の鉄剤に多い不快な味や臭いがないため美味しく、消化器系を乱さずに飲める点が最大の特徴。グルテン、アレルゲン、人工香料、着色料、防腐剤フリーなどにもこだわっている。

一日摂取目安量は「5歳未満:1日2回小さじ1杯、5際以上:1日2回小さじ2杯」と手軽に摂取でき、子供だけでなく大人や妊娠女性も摂取が可能となっている。

臨床試験では、「リポファーマイクロカプセル」がピロリン酸鉄の3.5倍、硫酸鉄の2.7倍の生物学的利用能を有することが明らかになっている。さらに、鉄の吸収は従来の鉄剤の5倍と効率的な摂取が可能だ。

月経中の130人(18歳から35歳までの鉄貯蔵量の少ない女性)を対象とし、16週間の二重盲検試験を実施。リポファー強化フルーツジュース摂取群とプラセボフルーツジュース摂取群の血清フェリチン値を比較したところ、リポファー強化グループで約80%の増加が確認された。

WHOによるとによると、鉄欠乏症は貧血の主な原因であり、世界で非妊娠女性の33%、妊娠女性の40%、小児の42%が罹患としている。しかし、慢性化すると体が順応してしまうことなどから、健康問題としての重要度が低いのが現状だ。

一方で、従来の鉄剤は特有の味や消化機系の不調が伴うケースが少なくない。同社はこれらの課題解決に役立つ製品として「フェールプラスビタミンB」を提案していく。

このほか、同ブランドより子供用の入眠促進・睡眠の質を改善するグミや下痢対策乳酸菌などを発売予定。

同社は、2月8日~10日で開催される「健康博覧会2023」に出展し、これら新商品をPRする。ブースでは試飲・試食も行う(小間番号:2U-40)。


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