「肌弾力維持」「紫外線刺激保護」の機能性を提案/ニッピ

2023年2月6日

1月26日を「コラーゲンの日」と定め消費者にも広くアピール

 コラーゲンの大手サプライヤーであるニッピ(東京都足立区)ではコラーゲンを用いた数々の研究を積み重ね豊富なエビデンスを蓄積している。

 シワや紫外線など肌に対する確かな機能性が注目され、健康食品、化粧品など多くの商品に採用されている。35~65才の女性を対象とした試験では2グループにコラーゲンペプチドまたはプラセボを毎日の夕食後に摂取してもらい4週間後、8週間後の肌の状態を測定した。VISIAなどの測定機器を用いてシワ個数を測定したところ、プラセボ群と比較してコラーゲンペプチド群のシワ個数の減少が大きく、摂取8週では有意な差となった。

 また、20~59才の男性を対象に行った試験では、2グループに1日5gのコラーゲンペプチドまたはプラセボを摂取してもらい赤外線単回照射による皮膚の変化を照射15日まで観察した。その結果、4週間の摂取後には照射4日目の紅斑が抑制されたことが確認された。

 同社では自社で蓄積してきたエビデンスを基に機能性表示食品の届出に着手。昨年6月に「肌を紫外線刺激から保護するのを助ける機能性」「肌の弾力性の維持」という2つのヘルスクレームで届出が受理されている。対応する番手は「ニッピペプタイド CQT-F02」で、同社では機能性表示食品の届出受理を目指す企業にはシステマティックレビューの提供も行っている。

 この他にも数々の研究実績を持つ同社では、肌の他に関節や疲労感に対するエビデンスも蓄積し、美容素材のイメージが大きいコラーゲンの様々な機能性を広く提案している。

また、同社では1960年に世界で初めてコラーゲンの可溶化に成功し、特許を取得している。同社では特許を出願した1月26日を「コラーゲンの日」と定め、コラーゲンの機能性を消費者へ広くアピールしている。

↓↓↓ 健康産業新聞「ヘルスライフビジネス」の購読(電子版・紙版)のお申込みは以下よりお願いします ↓↓↓

ヘルスライフビジネス|株式会社ヘルスビジネスメディア (health-mag.co.jp)

関連記事