モリンガで天草地域の活性化へ/アマーサ

2023年3月9日

産官学連携で機能性表示食品も開発

 アマーサ(熊本県上天草市、☏0964-59-5200)は、2006年からスタートした熊本県産モリンガに関する事業で地元・天草の地域貢献を目指している。

 同社では無農薬でモリンガを栽培。モリンガは、生命力が強く、成長スピードが速いため、収益性が高い。インドが原産で、古くからインド伝統医学「アーユルヴェーダ」では薬草として使用されてきたこともあり、ビタミンやミネラル、GABAなど多くの栄養素を含んでおり、さまざまな健康機能に関しても魅力的な素材だ。また、その成長力からCo2の吸収が多く、Co2削減にもつながる。そしてモリンガの種子には、水質浄化作用があることも、同社が事業を始めたきっかけの一つとなっている。

 同社代表取締役の四方田 徹氏は、「天草の海は農薬などによる汚染が問題となっており、無農薬のモリンガの栽培を通して、地域の環境問題の解決にも貢献したい」と話してくれた。

 同社では、熊本市の研究機関や崇城大学と協力し、GABAを関与成分に「ストレスの緩和」「血圧低下」の訴求で機能性表示食品も取得。今後もモリンガの普及啓発を通して、人々の健康作りと環境対策、地域活性など多角的に貢献していく方針だ。


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