【マスリン酸】低用量でのエビデンスも蓄積/ニップン

2023年3月30日

4/25・26の展示会では各種素材のプレゼンを開催

 ニップン(東京都千代田区)では「オリーブ果実マスリン酸」や抗ストレス素材「ローズマリーエキス」などの素材を供給している。

 「オリーブ果実マスリン酸」はこれまでの研究で様々な機能性が明らかになっている。高齢者を対象とした試験では、筋肉量や握力の増加を確認。アスリートを対象とした試験では「筋肉の痛みや疲労感軽減」「運動パフォーマンスと睡眠の質の向上」も明らかになり、高齢者、アスリートに向けた商品への採用が期待される。

 機能性表示食品としては「加齢によって衰える筋肉量を維持する機能」という表示で届出が受理されている。低用量によるエビデンスも蓄積していることから、同社では今後も受理実績を重ねると共に低用量での提案も進めていく。

 また、昨年上市した新規素材「ローズマリーエキス」を抗ストレス市場向けに提案している。同素材100㎎/日、300㎎/日の摂取によってストレスの軽減傾向が確認されており、ハーブ由来というイメージの良さも相まって抗ストレスの新規素材として注目されている。

 この他にも同社では美容素材として安定した引き合いがある国産米由来およびトウモロコシ由来の「ニップンセラミド」などの素材も取り揃える。マスリン酸と同じく機能性表示食品制度に対応し、低用量での取り組みも行っている。

 また、同社は4月25・26日に開催される「健食原料・OEM展2023」に出展し、研究で明らかになった素材のエビデンスを紹介する企業プレゼンも実施する。

25日(火)13:00-13:30【最新情報】機能性表示対応原料の紹介~筋肉・美肌・血圧~

26日(水)11:40-12:10「ニップンの健康食品素材を使った化粧品開発」(発表者:ニップン ライフイノベーション)


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