オリザ油化の米油が機能性表示届出受理

2023年4月17日

γ-オリザノール関与成分に中性脂肪・コレステロールを訴求

オリザ油化(愛知県一宮市)は、米油に含まれるγ‐オリザノールを関与成分とした自社製品「オリザの米油 機能性表示食品」など2製品がこのほど消費者庁に届出受理された。

届出表示は「血中中性脂肪や総コレステロールを低下させる機能が報告されている成分を含みます」となっている。

今年で創業84年を迎える米油メーカーの同社では、世界特許を取得した低温抽出法(NEM法)や独自の精製技術である蒸留脱酸法(NRM法)などを駆使し、エコで高品質な米油の製造・販売に力を入れてきた。

米油は機能性関与成分のγ-オリザノールや「スーパービタミンE」とわれるトコトリエノールなど米由来特有の機能性成分を豊富に含有していることから、健康・美容に対する有用性で差別化を進めていく考えだ。

このほか、最近ではフリー体のルテインを関与成分に「視機能のサポート・眼の疲労感軽減」「精神ストレスの軽減・睡眠の質改善」「認知機能の一部である判断力・注意力の維持」などのヘルスクレームで届出受理。

パッションフラワーエキスがパッションフラワー由来フラボノイドを関与成分に「一時的な活力感の低下軽減」で届出受理されている。

同社の機能性表示対応素材は13素材20ヘルスクレームにおよび、消費者庁への申請サポートや最終製品の企画提案、申請資料作成までワンストップでの対応が可能だ。

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