セブン‐イレブン青山氏「健康支える拠点が流通の役割」

太陽化学（三重県）は６月２８日にセブン‐イレブン・ジャパン、ドットミーと共催で健康フォーラムを開催した。

このフォーラムでは、ドットミーが展開する商品ブランド「サークルミー」のコンセプトに関わる「ウェルビーイング」や「時間栄養学」をテーマとした講演が行われた。冒頭の挨拶では、太陽化学代表取締役社長の山崎長宏氏が登壇し「ヘルスケアに対する新しい食の可能性を示すことで生活習慣病の減少や増大する医療費の抑制に寄与することに期待している」と話した。

　セブン‐イレブン・ジャパン取締役常務の青山誠一氏は「流通が果たすウェルビーイングへの役割」と題し、同社のウェルビーイングに対する取り組みを紹介した。同社ではこれまでフードロス対策として、市場に出せない野菜を材料としたスムージーの販売、素材の一部をプラントベースメートに置き換えた商品の開発などを行ってきた。

また、新たにドットミーが開発した「サークルミー」ブランドを全国のセブンイレブンで展開し、朝昼夜の各時間で必要な栄養を配合した商品を提案している。

青山氏は流通の役割を「消費者の健康を支える商品を揃える拠点」と話した。