酢酸菌事業など56億円で増収/キユーピー

2023年7月21日

広告宣伝費やコスト高騰で減益

キユーピー(東京都渋谷区)は7月5日、2023年11月期第2四半期決算を発表した。

 ヒアルロン酸や酢酸菌GK-1などを扱うファインケミカル事業部の売上高は、前年同期比12.7%増の56億8700万円となった。一方、営業利益は前年同期比6億3300万円減のマイナス1億2800万円となった。

 その要因として、通信販売が好調に推移し増収となったものの、広告宣伝の強化や原料販売でのコスト増等により減益となったことがわかった。

 今後の取り組みとしては、酢酸菌GK-1をはじめとした自社商品の展開や、他社への原料供給を通じて、売り上げ拡大を目指していく方針だ。