米国産乳製品のスナック菓子市場での拡大を示唆
2023年8月18日
乳由来たんぱく質使用の試食会も開催
アメリカ乳製品輸出協会(東京都千代田区、☎03-3221-5852)は8月1日東京都内で、「日本の毎日の食卓にもっとたんぱく質を!ランチで新しい商品を提案する乳原料セミナー」を開催した。
トークショーでは、Dairy&Food Communicationsの創業者であるドナベリー氏と、アメリカ乳製品輸出協会米国本部戦略分析部門アナリストのスコット・ランツ氏が登壇。アメリカ産乳由来たんぱく質製品の将来展望として、今後はベーカリーや製菓だけでなくスナック市場の拡大も見込まれると説明。その理由として、2019年と比較し、人々が日常に大きなストレスを感じていることで、気分を落ち着かせる目的で、スナックの消費量が増えていることを上げた。
なお、同セミナーでは、清田産業(名古屋市西区)と共同で開発した乳由来たんぱく質のプロトタイプ製品が実際に振る舞われ、バーニャカウダソース、ハンバーグ、たこ焼き、ふりかけ、ツナマヨ、味噌汁、わらび餅、どら焼きの計8品の試食会と品評会が行われた。