【馬エラスチン】海外販売にも注力/日本バイオコン

2023年9月7日

 日本バイオコン(名古屋市中川区)では「馬エラスチンLN」や「豚プラセンタエキス末」など美容向け素材を取り揃えている。

 「馬エラスチンLN」はアルゼンチン産の馬の項靱帯を原材料に用いて日本国内で分離・低分子化した水溶性エラスチンペプチド。エラスチン特有のアミノ酸であるデスモシン・イソデスモシンの含有量を1%以上で規格化している。

 同社では素材のエビデンスを蓄積し、これまでにバストアップや黒化抑制、メラニン色素生成抑制効果などの働きが確認されている。日本国内だけでなく海外市場でも注目されていることから、同社では国内での販売と共に海外市場での販売にも注力している。同社担当者は「供給体制の強化に努めており、供給量を安定させ国内外問わず引き続き展開していきたい」と話している。

 また、Ⅰ型コラーゲンの産生促進の働きが確認されている「豚プラセンタエキス末」は賦形剤を使用していない純度100%のプラセンタ抽出粉末。同じ美容向け素材として「馬エラスチン」と組み合わせた提案も行っている。

 この他にも「馬プラセンタエキス末AJ」や「豚コンドロイチン」、食用エスカルゴの粘液を抽出・粉末化した「エスカルゴエキスパウダー」など特徴的な素材を取り揃え、1㎏単位での注文にも対応可能だ(豚コンドロイチンは10㎏から対応)。

 また、同社は10月4日から開催される「食品開発展2023」に出展し、これらの素材を紹介する。


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