プロテインやスムージーなどサプリ以外でも採用期待

　ＡＬ-ＦＯＯＤＳ（東京都港区）はダイエット、抗肥満向け素材としてザクロ果実エキス末を提案している。

　ザクロに含まれるエラグ酸は抗酸化・抗炎症作用を持ち美容、整腸、さらにダイエットなどの分野で研究が進められている。脂肪細胞の増大抑制、脂肪をコントロールするアディポネクチンの血中濃度を高める働きなど複合的な働きから抗メタボ素材としもて注目されている。

　同社ではエラグ酸の含有量を１０％以上で規格し、１日あたりの添加量は３０㎎と低用量だ。また、抗酸化作用を持つプニカラギンも規格化することでより付加価値を高めた商品開発が可能だ。素材自体の味も好評で、サプリメントをはじめスムージーやプロテインなど味を楽しめる商品にも採用が検討されている。

　また、最近ではエラグ酸を機能性関与成分として「エラグ酸は肥満気味の方の体脂肪、血中中性脂肪、体重、ウエスト周囲径、内臓脂肪の減少をサポートし、高めのＢＭＩ値の改善に役立つことが報告されています」のヘルスクレームで届出が受理された。

　同社担当者は「他のエラグ酸規格素材と比較すると高含有でありながら低用量であるため商品開発のしやすさが差別化に繋がっている。メディアで取り上げられたこともありエラグ酸の認知度も高まっているのでダイエット訴求の素材として積極的に提案していきたい」と話している。

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