抗ストレス作用で海外からも採用増/IHM

2024年4月9日

研究ではTMD得点の低値を確認

IHM(東京都品川区、☎03・4221・2207)は、期待素材として「植物性ナノ型乳酸菌SNK」を提案している。

 同素材は、長野県木曽地方の伝統食である無塩の漬物「すんき漬け」由来の殺菌乳酸菌末。ラクチプランチバチルス・プランタラム菌で乳酸菌1gあたり2兆個を規格しており、特許製法で菌体同士の結着を防ぎ、分散性を向上させていることで、小腸のパイエル板から体内へ吸収されやすく、その下層にある免疫細胞に捕捉され、これらの細胞から分泌されるサイトカインが各種免疫反応に有効性を示している。

 このほか、昨年「仕事や勉強などに伴う一時的な精神的ストレスがかかる状況でのストレスを緩和する機能がある」といったヘルスクレームで機能性表示食品対応素材として届出受理され、抗ストレス素材としても引き合いは好調。

 研究では、ストレスモデルマウスにSNKを投与し、非投与群と比較して海馬内のBDNFが無投与マウスの2・5倍、また、GABA受容体のmRNA発現量も高くなったことを明らかにした。これを踏まえ、健康な20歳以上の男女を対象に抗ストレス試験を臨床試験で実施。プラセボ群、「SNK」摂取群に分けてそれぞれ4週間摂取させた。その結果、POMS2心理検査の主要アウトカムとして測定したTMD得点(総合的な感情の状態を表す)が、「SNK」摂取群がプラセボ群より有意に低値を示した。今後も新たな機能性を中心に研究を進めていく方針だ。

 近年は、海外からの引き合いも多く、中国の大手ドラッグストアや、各国の大手企業などで採用が増えている。

 「健食原料・OEM展」では、同素材をはじめとした乳酸菌素材、このほかプラズマローゲンの最新知見を発表する(ブース:F07)。


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