フェムケア素材「エクオール乳酸菌」に注力/炭プラスラボ

2024年7月3日

優れた体感性で差別化

炭プラスラボ(横浜市港南区)は、水素と乳酸菌発酵の力で開発した独自のフェムケア対応素材「エクオール乳酸菌」を供給している。

「エクオール乳酸菌」は、同社のオリジナル素材である「還元発酵乳酸菌」をベースとし、イソフラボンの一種・ダイゼインを含む大豆胚芽を12種類の複合乳酸菌で発酵させ、さらに高濃度水素と海洋深層水で還元することで、女性ホルモン様物質のエクオールが産生されていることが大きな特徴。吸収性の高いアグリコン型の大豆イソフラボンを多く含むことも分かっている。

高知県・室戸の海洋深層水はエクオールの産生促進作用が報告されているほか、高濃度ポリフェノールを含む梅エキスも加えており、その製法については特許を出願している。

これまでに、更年期症状やPMS(月経前症候群)対策、妊活などを訴求するサプリメントに採用実績を持ち、優れた体感性が評価され、高いリピート率を得ているという。

ベース成分の「還元発酵乳酸菌」は、善玉菌の増加作用および悪玉菌の減少作用を確認していること、コロナやインフルエンザなどの抗ウイルス作用に加え、ミュータンス菌やジンジバリス菌、パスツレラ菌への短時間での強力な消去能を確認していることなどが特長。

口腔ケア分野への提案も強化しており、一定量を配合すると「デンタルクレンズ乳酸菌」「ブレスクレンズ乳酸菌」(いずれも登録商標)のブランド名も使用できる。

エクオールの含有量を高めた「エクオール乳酸菌プレミアム」も取り扱っており、フェムケア市場が拡大する中で、同社としても提案を強化していく方針だ。


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