- トップ
- ニュース , ビジネス , ヘルスライフビジネス , 原料・OEM
- 植物性コラーゲン・藻由来VDな…
植物性コラーゲン・藻由来VDなど新素材に注力/甲陽ケミカル
ビーガン認証取得済みなど植物由来の強みで差別化
甲陽ケミカル(大阪市北区、☏06-6365-1666)では、新規原料として植物由来のビーガンコラーゲンペプチド「コラジェムV(CollaGEM V)」や藻由来のビタミンD3「Green D3(グリーンD3)」をラインアップに追加している。
「コラジェムV」は、米・エンドウ豆由来の植物性コラーゲンペプチド。同原料は、ビーガン認証も取得しており、アレルギーのリスクも低い。味や匂いにクセがなく、平均分子量が1000ダルトン(通常のコラーゲンペプチドはおよそ2000~5000ダルトン)と小さいため溶解性に優れており、粉末飲料やプロテイン、サプリメント剤形など幅広い製品に利用できる。また、アミノ酸組成がヒトの皮膚に98.8%類似していることも特徴だ。関節関連や筋肉量減少防止、筋肉の成長、ロコモ対策などのほかにも、ヒト臨床試験において、2~4週間で肌の弾力や滑らかさ、シワ改善、保湿効果、美白効果などの有意差も確認している。
植物性コラーゲンに関しては、昨今米国で大きな注目を集めており、国内でも今後の動向が期待されている。
また、「グリーンD3」は、骨の健康維持や免疫、紫外線保護などの効果が期待されるビタミンD3。100%非遺伝子組み換えの微細藻類由来でビーガン認証を取得済み。特許技術によるマイクロカプセル化により、徐放性を実現しているため、胃内での大量の油の放出を回避し、胃の不快感を軽減させ腸内での効果がより期待できる。
そのほか同社では、トウモロコシと糸状菌でのクエン酸生成後の発酵残渣から製造したビーガン向けグルコサミン「コーヨーグルコサミンVG」やベトナムの工場で製造し低価格化で扱いやすくなった「コーヨーグルコサミンSV」などもラインアップ。ベトナム品のエンドウ豆由来プロテインも今秋からサンプルワークを開始する予定だ。
↓↓↓ 購読(電子版・紙版)のお申込みは以下よりお願いします ↓↓↓