固形剤&リキッド一体型の新剤型を導入へ/VIVID

2025年8月18日

高級美容サプリなどに提案目指す

VIVID(横浜市都筑区)は、固形剤とリキッドが一体となったサプリメントの新たな剤型「Split Bottle(スプリットボトル)」【写真】を早ければ今年度中にも導入する。

「スプリットボトル」は、容器のキャップ部分に錠剤・カプセルなどの固形剤、ボトル部分にリキッドを充填することができ、近年は韓国で美容向けサプリメントを中心に人気の高い剤型となっている。

日本市場でも海外から輸入された製品が販売されているものの、特殊な剤型のため国内での製造は難しいとされてきた。

一方、同社では韓国の機械および容器メーカーとの協力のもと、製造設備の導入に向けた準備を進めており、これに伴い同社工場の拡張も予定しているという。

同社では、独自性の高い剤型として高級美容ドリンクなどに提案していくとしており、早期の導入を目指す方針だ。

このほか、同社では主力商材のスタンド型アルミパウチ「スマートパック」および三方シールを用いたゼリー・液体分包のODM/OEM供給に注力している。

「スマートパック」は、国内のOEMメーカーで唯一製造ラインを保有しており、①底辺にマチがあるため、店頭などに立てた状態で陳列できること、②飲み口をちぎるだけで簡単に開封でき、なおかつ本体からは分離しないためゴミが出ないこと、③ユニークな外観でパッケージのデザイン性が高いこと、などが特徴。内容量は10~70gまで対応できる。

一方の三方シールは、スティックゼリーやペースト状のサプリメントに広く利用されており、内容量は5~30gまで充填することが可能。いずれも数量・品質ともに安定した生産体制を確立しており、新規の引き合いにも対応する。

昨夏には健康食品GMP認証の取得が完了し、海外向け製品の引き合いも増えているという。


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