「グミサプリ」のOEMに注力/中日本カプセル

2025年9月25日

「機能性」と「美味しさ」の両立が可能に

中日本カプセル(岐阜県大垣市)は、近年需要が高まっているサプリメントの新たな剤形「機能性グミ」のOEM供給に注力。約30年にわたるサプリメント受託製造で培った厳格な品質・安全管理体制と、エビデンスに基づいた処方設計力を強みとしており、新規の引き合いも増加している。品質・安全性や機能性に加え、「おいしさ」に関しても顧客から高い評価を得ているという。

グミの基材には「ゼラチン」と「ゼラチン+ペクチン」の2種類を用意。ゼラチン単独では弾力が強く噛み応えのある食感となり、ペクチンを組み合わせることで食感を保ちながら耐熱性を高めることができる。

形状は、単一の味・成分で構成する「モノグミ」【写真】と、中心部にソースやジャムを充填する「センターイングミ」の2タイプをラインアップしている。

成形には、樹脂製のモールド(型)を使用する「スターチレス製法」を採用。製菓メーカーなどでは一般的なコーンスターチ製のモールドを用いる「スターチモールド製法」では、製造過程でスターチの飛散によるライン汚染や、スターチの使い回しによるコンタミが発生するリスクがある。

一方、スターチレス製法では製品ごとにモールドを洗浄するため、常にクリーンな環境で製造でき、アレルゲンなどのコンタミが発生しないことも大きなメリットだ。

配合可能な原料は多岐に及び、各種ビタミン、アミノ酸、植物・動物エキス末、乳酸菌、食物繊維に加え、アスタキサンチン、ルテイン、オメガ3といった脂溶性原料も対応可能。

 「配合成分や味付けについては、テスト製造を繰り返すことで最適な処方をご提案できます。ぜひお問い合わせください」(担当者)としている。


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