店舗レポ/【台湾】日系DgS、エキナカ小型店増
2025年10月2日
本紙記者は台北にて複数のドラックストアや薬系店舗を視察した。
現地ではトモズ、サツドラ、マツモトキヨシ、ツルハドラッグなど日系ドラッグストアの進出が目立ち、特に、MRT(メトロ台北)のエキナカ小型店舗が増加している。このような小型店舗はコロナ前にはあまり見られなかったが、今回の視察では台北や中山といった主要各駅のエキナカにおいて、地元客や観光客で賑わう様子が散見された。


台湾では日本の駅(エキナカ)を参考とした開発が進んでおり、東日本旅客鉄道社が2018年に現地法人設立後、同社グループのノウハウを生かしたビジネス事業を推進した影響も大きい。
実際に視察したエキナカ店舗の健康食品売り場では、「アミノコラーゲン」(明治)や「山本漢方の青汁 大麦若葉」(山本漢方製薬)など日本製品が充実していた一方で、日本の原料や日本の人気俳優を活用した台湾製の商品が多く並んでいるのも特徴的であった。


また、日本と比較して子ども向けの商品が充実しており、プロバイオティクスやビタミン、アイケアなどを訴求するグミやゼリー、タブレットが多かった。

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